ピアノを通じた幸せな老後/私の場合

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なんともドキッとする本をみつけてしまった。

大企業の朝日新聞社を50才を切りにでスパッと辞めて、老後と向き合う一人の女性が手にしたのは「ピアノを弾く時間」でした。

本気でピアノと向き合った人だけ!がわかる稲妻のような衝撃を共有できて面白く読めました。

大企業に勤めていたから、貯金の心配なんてないんだろうなー!と内心妬んでたんですが…。

ところが彼女のドタバタぶりが何故だか安堵して、「あら〜大変じゃん!」とクスクス笑ってしまいました。

「ブルータスお前もか!」と共感出来た本です。

たしか「アフロの記者」稲垣えみ子さんって橋下徹氏とやり合った方ですよね。

面白い方だなあと思った記憶が蘇ってきました。

目次

私の場合のピアノのおけいこ

ここから私の「ピアノのおけいこ再開日記」です。

そして、ようやくピアノを再開して、半年が経ちました♪

バッハのインベンションを習い直したかったので、「インベンション!をお願いします。」と申し出てしまった。

バッハ様との格闘の始まりです。

6番を練習曲に選んで頂いた。

しかし、練習初日から焦った。

たった1小節が弾けない!

「ど~しよ~!!」と青くなったのであります。

初見で、赤枠から黄色の音までが繋げられませんでした。

約20年ほど、ピアノから離れていたら、こんなにも弾けないのか!?

かなりショックでした。

ですので、大人の方で「ピアノを再開しようかどうしようか?」と
迷っている方に声を大にしてお伝えします。

迷っていると、どんどん老化がすすみますよ。
一刻も早く再開しましよう。(笑)

シューベルト/即興曲 Op. 90 No. 3

そんなこんなもあり、楽譜と鍵盤と指が頭の中で繋がりようになった。

新しく頂いたお題は、「シューベルト/即興曲 Op. 90 No. 3」

※ 変ト長調。無言歌風の落ち着いた和声に、中声部の三連符アルペジョが装飾を施す構造である曲。

ポツポツと音を探っていくだけで、心が幸せな気持ちになる曲です。

子供に経験させたいピアノのおけいこの楽しみ方

最近、譜読みをする時に、いつも思う事もあります。

「こんなにも計算し尽くされた、美しい創造物に関わることなく、せっかく始めたピアノを音楽の入り口で、

辞めてしまった子供は、どのくらいいるのであろう?」と。

それは、とても残念なことだと感じます。

どの曲でも作曲家が、計算して、考えて考えて美しさを捻り出して作っています。

弾けば弾くほど、またレッスンで習うたびに、思う事があります。

クラシックの全ての曲は、
「天才が作った音の物語」だと。

和音の響きを一つ一つ確かめて弾くときは
脳を使うので、とても楽しく面白いと思う「遊び」なのです。

遊び・・・というのも おかしな表現ですが。

指導者を選ぶ大切さ

保護者様へお伝えしたい。

ピアノと対話出来る先生と出会えたら、ラッキーだと思って下さい。

ピアノの先生だから、生徒が弾く曲は弾けるだろう・・・と思いますよね。

私が今まで、習っていた先生の殆どは、
「タラ~リララ~~♪」
「タンタン、トトトン」

「ミシレド~♪
はい、そこはもっと歌って歌って弾くのよ~。」

と お口でとか右手だけで見本を指示されていました。

ですので、大竹道哉先生に出会う前は、「ピアノの先生は、みんなそうなのだろう」と思っていました。

しかしそれは、ただ単に勉強不足の怠慢な指導者だったのではないか?と気がついたのです。

・・・上から目線でごめんなさい (^^)/

口で歌うだけではなく、指導者が両手で弾いてくれると、その音に近づけるよう耳を澄ませ、目を指導者の手に集中。

一小節でも「その音」を響かせれたら
「できた!」と嬉しいとともに


大きな自信が生まれるものなのです。

あとがき

私の場合、たまたま出会ったピアノの先生がプロのピアニストでした。

このの指導者に習ってピアノの素晴らしさに開眼できました。

「本物の作品」を弾くための道しるべの指導がご自身のコンセプトである

「大竹道哉 講師の紹介/大阪音楽大学」

https://www.piano.or.jp/artists/39

ほんもの音を探るって、面白いです。

作曲家と対話できる気になりますし。

ゾクゾクってするんですよ。

(*^^*)

※2678

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