飲食店の方、必見のレタッチ術です。
湯気をきれいに撮影するには一定の条件がそろっていないというわけで撮れません。
湯気をきれいに撮影するには、けっこう高い技術が必要なんです。
さらに、室温をエアコンでできる限り、湿度は加湿器で高くします。もちろん、本当の暗い部屋では、背景を暗くしてコンセプトアップでライトアップ。撮影します
。https://aska-sg.net/butsuphoto01/008-20120328.html
サックと画像を貼り付けたいだけのブログ記事には、Photoshopを使うと便利です。
Photoshop CS2は古いバージョンですが、このくらいの作業には対応OK。
Photoshopを使う初めての一歩に「湯気」を作りました。
湯気をPhotoshop CS2で作る
料理やお茶、珈琲など、食べ物や飲料を撮るときにもっとたくさんのものが、「被写体のシズル感を表現すること」だと言われています。
広告業界では、食べ物に湯気やジューシー感を加えることを『シズル感の演出』と言っています。
「湯気作り」は料理写真に活かすテクニックですので、覚えておいて損はありません。
料理をおいしく見せる湯気の作り方
まずは、編集した画像を比べてみましょう。
左の写真では、見てるで肉眼とかモワッとか湯気が出てるいます。
とこがが、写真に撮ると湯気がもっと写っていません。
タンブラーに湯気がないと冷たい感じがしますね。
Photoshopで湯気を足したのが、右の写真です。
珈琲から湯気を出す画像加工方法
■画像を用意します。
■加工したい画像をPhotoshopで読み込みます。
Photoshopを開き「ファイル」→「開く(O)」を選択。
■ 画像を選択します。
湯気のレイヤーを作る
レイヤーは、英語で「層「」階層」という意味の言葉です。
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/layer-basics.html
■ 「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」を選択しています。
■レイヤーに名前を付けましょう。
(なくても良いです。)
■とりあえず「湯気」とつけました。
雲模様1でモワモワを作る
■「雲模様1」を使ってモワモワの湯気を作ります。
新規レイヤーを選択して、メニューの「フィルタ」→ 「描画」→ 「雲模様1」をクリックします。
■ 画面が一面モワモワになります。
モワモワをレイヤー画像を馴染ませる
■ レイヤーを「通常」 →「スクリーン」に変えます。
「通常」をプルダウンします。
①のレイヤーを選択 → ② フルスクリーンをクリック。
■ すると、元の画像が浮き出てきます。
ぼかしの設定
■ ぼかし「ガウス」の設定をします。
■ 黄色の方向ひ右、左に動かしてください。
■ モワモワをお好みにします。
「ベクトルマスク」を追加しましょう。
■ 「ブラシツール」で湯気を消すわけですが
マスクをかけることで後で元に戻すことができるのです。
ブラシツールで湯気を消していきます
ブラシツールは、ここです。
■ 「ブラシツール」で選び、画面上で右クリックすると「筆」の太さが表示されます。
■ ブラシを選択すると 円の大きさが表示されます。
湯気をブラシで消します
■ 黒色にすると、湯気が消えていきます。
矢印をクリックすると 横の色が交代します。
■ クリックしていくと、白いモワモワが消えていきます。
■ 消し過ぎたときは、「白」を選択してクリックするとモワモワが戻ります。
熱々の湯気は、こんな感じでしょうか?
よりリアルな湯気を作ってみましょう
なげなわツールを使う
■ なげなわツールを使って、よりリアルな湯気を作って見ましょう。
■ 波紋の好みで数字を調整してください。
ここの数字合わせが少し手間でした。
■ 湯気の範囲を「なげなわツール」で囲います。
■ フリーハンドで湯気を出したい範囲を囲います。
① 変更したいレイヤーを選択してください。(違うところを選択していると「あれ?あれ?」となります。
② 「ぼかし」は20pxくらいが良いですね。
③ 「なげなわツール」を出します。(ないときは、このあたりを「右クリック」して下さい。出てきます。)
④ 湯気の範囲を囲みます。
⑤ ベクトルマスクを追加します。
画像を保存
■ 「別名で保存」を選びます。
■ 「ファイル形式(F)」を選択
■ JPEGを選んでオプション OKをクリック
■ 湯気の出来上がりを比べてみましょう
湯気の立ち方で熱々が表現できます。
上手くできないとき
思うようにできないときは、編集を一段階前に戻すと良いですよ。
■ 編集 → 「1段階戻る」
あとがき
シズル感とは、もっとは広告写真(とくに料理写真)の現場で使われたみずみずしさを表すことです
本来の「シズル(sizzle)」の意味はステーキなどの肉がジュジュと焼きて肉汁がしたたり落ちている状態をいい、そこからシズル感覚というようになったそうです。
メニューの写真がおいしそうに見えれば、注文率も上がりると思います。
やり過ぎないところで抑えるのがポイント。
おすす本
■こんなテクニックで画像が作られるのかと感動しました。 CS2では使えないツールもありますが勉強になります。
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